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現在、製本加工の工程はそのほとんどが自動化・機械化されています。
しかし、そのプロセスを円滑に動かし、製品の仕上がり品質を高いレベルに保つことは、
熟練した人間の手や目が支えるものです。
本づくりへの愛情が培った多様な技術と知識、そして品質への厳しい眼差しをもって、
より良い製品をより速くお届けするために、社員一人ひとりが日々研鑽を重ねています。
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日本の雑誌に対応するため、当社がミューラー・マルティニ社に改造を依頼した中綴じ機は、以降そのままの形で同社の日本標準仕様機(JAPAN version)として販売されています。さらに、独自の改良提案を継続的に行い、当社使用の中綴じ機に使用されている特別仕様の部品の数々は「ONOバージョン」と呼ばれて、パーツ仕様書にもこの名称が表記されています。 |
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機械を最良の状態に保つことが、安定した品質を生み出す第一歩。稼働前のセッティングや消耗部品の交換など、機械の状態を見極める目と、熟練の技術やセンスによって製本ラインが管理されています。 |
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毎月同じ製品を作っていても、湿度等の気候条件や印刷状態の変化が製本作業に大きく影響します。冬の乾燥時には加湿を行いながら製本するなど、状況に応じた的確な判断を下すことが必要であり、そこにも当社の長年の経験が活かされています。 |
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各種付属品の貼り込み加工に使用する糊は、紙質やインクとの相性が悪いと剥がれ等のトラブルを招くおそれがあります。当社では長年の研究から印刷仕様ごとの最適な糊の選択ノウハウを会得し、貼り込み加工に活かしています。 |
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